「清瀧院」は千葉県流山市にある真言宗の寺院です。寺院の創建についての詳しいことは判っていませんが、1450年代と推察されています。この寺院の境内には、推定樹齢400年の立派なエドヒガンがあり、3月下旬になるとピンク色の花を付けます。一般的に樹齢数百年レベルの枝垂れ桜は長年にわたって風雨にさらされ続けた影響で枝が折れてしまったりするものですが、このエドヒガンは枝が折れる事もなく、大変美しい樹形を保っています。斜陽に照らされて美しく輝く立ち姿は、千葉県民でなくても一度は目に焼き付けてほしい名桜です。
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