「伏見稲荷大社」は京都市伏見区にあります。稲荷山の麓に本殿があり、全国に約3万社ある稲荷神社の総本社です。写真は参道にある「千本鳥居」で、これらの鳥居は江戸時代以降に参拝者の奉納により建てられました。現世から神様のいる幽界へと続く門として建てたのが始まりと言われています。
この千本鳥居はフォトジェニックな被写体ということで外国人観光客に人気があり、日中は鳥居の数よりも多くの観光客で賑わいます。そのため、まだ観光客が疎らな時間帯を狙って日出直後に現地入りして撮影しました。通路の最奥に後ろ姿の人を配置することで現世から幽界へ向かう雰囲気を演出しました。
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