「久津間海岸」は千葉県木更津市にあります。木更津の海は「盤州(ばんす)干潟」と呼ばれる広大な干潟に占められていて、とくに久津間海岸は春から夏にかけては潮干狩り場となり、多くの人出で賑わいます。そんな土地柄なので、密猟者を見張るための監視塔が海中に立っていて、陸地から監視塔に電気を送るための電柱が海中に立ち並んでいます。
この日は柔らかい雰囲気の夕暮れでした。電柱の背後に富士山を配して、空模様がもう一つだったので穏やかな海面を多めに入れて構図を整えました。NDフィルターを装着し、F16まで絞り込むことによって25秒の露光時間を稼いだために海面が滑らかになり、印象的な雰囲気となりました。
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